Azure Blob Storage について、Amazon S3 と類似しているサービスであることは知っていますが、機能についてよくわかっていないのでメモを残していこうと思います。まずは概要から。
概要
Azure Blob Storage とは
Azure のストレージサービス。安価で大量の非構造化データが保存できる。
非構造化データとは、特定のデータ モデルや定義に従っていないデータであり、テキスト データやバイナリ データなど
ユーザーまたはクライアント アプリケーションは、世界のどこからでも、HTTP/HTTPS 経由で Blob Storage 内のオブジェクトにアクセスできる。
リソースの種類
Blob リソースには3種類存在する。ストレージアカウント→コンテナ→Blob の順で構築が必要となる。
1. ストレージアカウント
- Azure 内にユニークなネームスペースを準備する
- 格納されたオブジェクトにはそれぞれネームスペースを用いたアドレスが発行されることとなる
- 以下はその一例(アカウント名:mystorageaccount)ハイフンなどが使えないことに留意
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2. コンテナ
- ファイル システムのディレクトリと同じように、コンテナーを使用して BLOB のセットを整理する
- コンテナ数や Blob 数に制限はない
3. BLOB
コンテナ内に格納されるオブジェクトのこと。3 種類の BLOB がある。
ブロック BLOB
- テキストとバイナリ データが格納される。
- 最大約 190.7 TiB のデータを格納できる
追加 BLOB
ブロック BLOB と同様にブロックで構成されますが、追加操作用に最適化されています。 追加 BLOB は、仮想マシンのデータのログ記録などのシナリオに最適
ページ BLOB
- ランダムなアクセスを必要とするユースケースに最適
- 詳細はこちらを参照のこと
作成してみる
ストレージアカウントの作成
ストレージ アカウントを作成する を参考に作成を行う
コンテナの作成
クイック スタート:Azure portal を使用して BLOB をアップロード、ダウンロード、および一覧表示する のセクション「コンテナーを作成する」を参考に作成を行う
ブロック BLOB をアップする
コンテナ作成時と同じ資料を参照し、ブロック BLOB をアップロードする セクションを参考にアップロードを行う
終わりに
以上で終了です。アカウント・コンテナが不要な場合は削除することをお勧めします。
References
- https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/blobs/storage-blobs-introduction
- 基本的に概要はこの資料を自分用にメモしただけ
- https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/blobs/storage-quickstart-blobs-portal
- 実際にチュートリアルを行うのであればこの辺りから進めたら良さそう